2012/05/25(金) 23:15:12
the EMInent journal ◆MBA留学記◆
MBA留学×世界旅行×公認会計士=...? 2013年7月卒業しました。
GMBAの長所短所
・中国ビジネスの話
・北朝鮮レストランに行った話
・中国のB級モノの話
・その他観光話(韓国、大阪の話は完全にすっとばしている…)
いろいろネタはあるんですが、最近すっかり北京パワーに押されてまして。
12時には寝てしまう日がけっこう多いです。
で、朝はクラクションで6時半に起きる。時々チョンダヨンのDVDもやる。
うん、健康。
どのトピックも甲乙つけがたいので、先日頂いた質問にお答えしようと思います。
Σ(゚Д゚;)
要約させていただくと
私がGMBAで学びが少ないと感じている理由は何かということ。
いくつか理由があると思います。
まず第一に、私が会計士受験経験者(旧制度2回、新制度1回)であり
かつ、商学部卒のため、経営学修士で学ぶべき基礎科目はひととおりやってしまっていること。
日本の大学院と違って、海外MBAはエンジニアとか、営業とか、文学やってたとか
いろんな人が「初めてビジネスを体系立てて学ぶ」ように作られています。
その点、会計士試験にも似た側面があると思うんですよね。
会計士試験との比較をしてみましょう。
◎はMBAで勉強してみてほぼ同じだと思った科目、〇は現在進行中、
×はMBA予定なしまたは選択科目(2年生)。
財務会計(◎簿記、○管理会計、×財務諸表論)
×企業法、×監査論、×税法、
◎経済学、○経営学、◎統計学、×民法 ←統計学は会計士試験では勉強してないので詳細は言えません。
更に詳しく見ていくと、今やっている管理会計。
この出題範囲表にはⅠ原価計算、Ⅱ管理会計があり、
Ⅱ管理会計のうちでやってないのは
財務情報分析、JIT会計(かなり些末)くらいではないかと。
逆に、一般の会計士受験生が1年2年は平気でかける内容を7日でやるのですから
ついていくのは大変だと思います。
で、授業の内容知っている私ががんばるのは
アメリカ流の授業に慣れる、という点です。
その点で今の管理会計のLanen教授はすばらしく、
時折冗談も交えながら、かつ、コールドコールではなく学生からディスカッションを引き出すスタイルで
楽しく学んでいます。
第二に、クラスからの学びという点では経験をシェアするディスカッションが少なく、60点くらいの満足度。
破り捨てたくなるほどではないけど、もうちょっとできるはずなのになぁ、って感じです。
でも、こればかりは運にまかせるしかないですからね。あと、科目の特性もありますね。
ミクロ経済学とか、経験もなにも、って感じですし。
あとは自分でどんどん雰囲気を作っていくとか。確かにその点ではアジア人のデメリットもあるかもしれません。
GMBAの良い点はクラスが全体的にMatureであること。
特に日本人、韓国人は会社が投資するに足る社費派遣生なので、
机上の空論的なこととか、あることないこと適当に言ったりとか、
常識的な質問はほとんどしません。
また、クラスメイトにだいたいその分野の経験者がいるので、
日本語で教えあえるというのはいいと思います。
さて、そろそろ総括。
Global MBAは
私のFOMO
(Fear of Missing Out:全てのイベントや機会に参加・活用しなければと思い、それに囚われてしまうこと)
とキャパシティとプライドのバランスを整えてくれる点でBestなコースだと思います。
個人的には、将来起業したいとか、今はさえない中堅サラリーマンだけど外資コンサルに絶対行くんだ!とか
ハングリーな人には向かないと思います。
あと、アジアが嫌いな人にも向かないw
英語はかなり上手さ下手さに差があるので、どんなレベルでも過ごしやすいと思います。これは保証します。
思っていたより、ハングリーさのない環境なので、
逆に私は冷静に自分を見つめて、FOMOにとらわれず、
次に何をしようかなというのが見つけやすくなってきました。
自分の出来る範囲をちょっぴり背伸びして、大化けはしないけど着実に。
そんなコースだと思います。
・北朝鮮レストランに行った話
・中国のB級モノの話
・その他観光話(韓国、大阪の話は完全にすっとばしている…)
いろいろネタはあるんですが、最近すっかり北京パワーに押されてまして。
12時には寝てしまう日がけっこう多いです。
で、朝はクラクションで6時半に起きる。時々チョンダヨンのDVDもやる。
うん、健康。
どのトピックも甲乙つけがたいので、先日頂いた質問にお答えしようと思います。
Σ(゚Д゚;)
要約させていただくと
私がGMBAで学びが少ないと感じている理由は何かということ。
いくつか理由があると思います。
まず第一に、私が会計士受験経験者(旧制度2回、新制度1回)であり
かつ、商学部卒のため、経営学修士で学ぶべき基礎科目はひととおりやってしまっていること。
日本の大学院と違って、海外MBAはエンジニアとか、営業とか、文学やってたとか
いろんな人が「初めてビジネスを体系立てて学ぶ」ように作られています。
その点、会計士試験にも似た側面があると思うんですよね。
会計士試験との比較をしてみましょう。
◎はMBAで勉強してみてほぼ同じだと思った科目、〇は現在進行中、
×はMBA予定なしまたは選択科目(2年生)。
財務会計(◎簿記、○管理会計、×財務諸表論)
×企業法、×監査論、×税法、
◎経済学、○経営学、◎統計学、×民法 ←統計学は会計士試験では勉強してないので詳細は言えません。
更に詳しく見ていくと、今やっている管理会計。
この出題範囲表にはⅠ原価計算、Ⅱ管理会計があり、
Ⅱ管理会計のうちでやってないのは
財務情報分析、JIT会計(かなり些末)くらいではないかと。
逆に、一般の会計士受験生が1年2年は平気でかける内容を7日でやるのですから
ついていくのは大変だと思います。
で、授業の内容知っている私ががんばるのは
アメリカ流の授業に慣れる、という点です。
その点で今の管理会計のLanen教授はすばらしく、
時折冗談も交えながら、かつ、コールドコールではなく学生からディスカッションを引き出すスタイルで
楽しく学んでいます。
第二に、クラスからの学びという点では経験をシェアするディスカッションが少なく、60点くらいの満足度。
破り捨てたくなるほどではないけど、もうちょっとできるはずなのになぁ、って感じです。
でも、こればかりは運にまかせるしかないですからね。あと、科目の特性もありますね。
ミクロ経済学とか、経験もなにも、って感じですし。
あとは自分でどんどん雰囲気を作っていくとか。確かにその点ではアジア人のデメリットもあるかもしれません。
GMBAの良い点はクラスが全体的にMatureであること。
特に日本人、韓国人は会社が投資するに足る社費派遣生なので、
机上の空論的なこととか、あることないこと適当に言ったりとか、
常識的な質問はほとんどしません。
また、クラスメイトにだいたいその分野の経験者がいるので、
日本語で教えあえるというのはいいと思います。
さて、そろそろ総括。
Global MBAは
私のFOMO
(Fear of Missing Out:全てのイベントや機会に参加・活用しなければと思い、それに囚われてしまうこと)
とキャパシティとプライドのバランスを整えてくれる点でBestなコースだと思います。
個人的には、将来起業したいとか、今はさえない中堅サラリーマンだけど外資コンサルに絶対行くんだ!とか
ハングリーな人には向かないと思います。
あと、アジアが嫌いな人にも向かないw
英語はかなり上手さ下手さに差があるので、どんなレベルでも過ごしやすいと思います。これは保証します。
思っていたより、ハングリーさのない環境なので、
逆に私は冷静に自分を見つめて、FOMOにとらわれず、
次に何をしようかなというのが見つけやすくなってきました。
自分の出来る範囲をちょっぴり背伸びして、大化けはしないけど着実に。
そんなコースだと思います。
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コメント:
御礼
下名のぶしつけな質問に対し、丁寧にかつ簡潔にお答え頂きありがとう御座いました。
池◯彰の説明以上にスッキリしました!!
引続きMBA生活でのご武運を祈願しております&アナーバーセッションでのブログも楽しみにしております。
Re: 御礼
Tanyさん、
いえいえ、たぶんこういう質問ってMBA Fairとか説明会じゃ聞きにくい、話しにくいので
これからも遠慮せずお尋ねください。それが皆さんのためにもなると思うので。
今後ともよろしくおねがいします。
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