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エージェント使い

さて、次回に続くかと期待させておいてさらっと流すいつもとは異なり、
今回は早速、エージェントの話を。

会計士やMBA転職のエージェントはいくつかあると思うのですが、
たぶん私は割と登録したのではないかなと思います。
名前は伏せて感想を書いてみます。

A社 大手で、一番先に登録した。
私の担当エージェントがものすごい上から目線で引いた。
例えば「会計士の人は面接苦手なの、我々エージェントは知ってますから。
うちでは会計士向け対策やってるんで大丈夫ですけどね。
私もさっきまで明日面接の人に対策してきましたよ。」
「戦略コンサルと会計コンサルの違いはわかっててもらわないと
ご紹介するときにも困るんで、どちら希望か決めてもらっていいですか。
ショックかもしれませんが、
杏仁さんの年齢と経験だともう戦略コンサル厳しいと思いますけどね」
その後は案件紹介メールに対して興味ある・なしのリプライもしなくなった。

B社 大手。案件ごとに担当がわかれている(当たり前か)ので、
時々、自己紹介、経験、興味ある業界を説明し直さなければならなくて面倒だった。
友人もここを使っていたらしいが、某業界未経験にも関わらず
その業界の内部統制監査室をお勧めされたとのこと。
「正直、無理じゃない?」と思いつつも、エージェントが推すので行ってみたら、
専門用語が飛び交い、完全に場違いだったとのこと。
私も内定受諾の決断をかなり急がされた。
ビジネスライクな会社ではないかと思う。
友人からの紹介で2人とも商品券がもらえたからまぁいいか。
あ、でも、留守電が入っていてこちらからかけ直したとき、
エージェント側から「かけ直します」ではなく、普通に会話がスタートし、
時には別のエージェントにまわされることもあったのは
無職のお財布的に、更に社会人のマナー的に止めてほしいと思った。
「長くなりますのでかけ直します」または
「頂いた電話で恐縮ですが」の一言くらいは欲しい。

C社 すごく人の話を聞いてくれて、複数のエージェントから紹介されても
あえてここを通したいくらい良かった。
会計士が転職するときには既に心を病んでることも多いと思うので、
親身に話を聞けるのは強みだと思う。友人にもおススメしたい。
企業の「求人情報」ページで募集が出ていても
直接応募を避けてエージェントを通したい時にはここに相談し、
情報が来てないか、あるいは過去にマッチング事例がないか相談していた。
ここのエージェントは皆、求職者に限らず、会計業界に個人的な「友達」が多いようで、
恐らく、情報アップデートはビジネス以外のところでも行っている様子。
こういうの、会計業界で強いよね。

D社 コンサルを検討して頼んだところ。会計系もMBA系も強いっぽい。
担当してくれたエージェントは人あたりも丁寧で好感も持てたが、
私の希望する「中小規模の案件」「海外志向(アウトバウンド)」には弱いようで、
グローバルM&AとかBig4のFASが出てきて、
ちょっと違うな、とたぶんお互い感じたと思う。
でもC社同様、ここで求人出てるらしいんですが、御社でも持ってないですかと聞いたら、
似たような案件をいくつか出してくれて、歩み寄っていったような感じ。

E社 グローバル志向のある求人、MBA求人に強い。
私のキャリアで強みになる点、突き抜けるとやばい点、興味のありそうな点など、
エージェントというより、メンターのような感じでアドバイスを頂けた。
いくつか面接を受けてみてもいいかなと思ったりもしたけれど、結局行かないだろうし、
私はここのエージェントを信用しているので、
断ってしまったり、面接で失敗してしまうのが心苦しくて、
お試し面接や「面接でちょっと話聞いてみて考えます」もお願いしなかった。
でも、これからも定期的に会いに行きたいと思う。

F社 オンラインのみの利用。
ここに求人が出ているということは相当数募集しているか、
常時募集していい人いたらとる、の方針なんだろうなと判断していた。
ここ経由でまったく私に縁のない業界の採用担当者から1件コンタクトがあった。
なんで私のレジュメを見て興味持ったのかわからないが、
デートのお誘いは断らないタイプなので、面接というより、面談に行ってきた。
いい社会科見学になりました。

業界詳しい人や転職経験者なら会社を特定できちゃうかもしれませんね…。
でも特定されたら特定されたで、その会社には反省してほしかったり、
そのまま強みを生かしてほしかったりするので、まぁいいでしょ。
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