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ドラマの世界が現実に

お待たせしました。

たぶんこの留学生活で一番のハイライトを迎えてしまいました。

超高級車、アメリカの救急車に乗ってきた!

テレビドラマで話題のERに行ってきた!

しかも主役は私!

おもしろおかしく伝えるとこんな感じですが、
実際はきちんと普通に怪我して、治療を受けてます。
自分の人生でもかなり上位にはいる怪我です。

昨日の夜、クラスメイトとバーベキューに行く途中に交通事故に遭いました。
駐車場かガソリンスタンドか何かから相手が急発進して側面を当てられたので
相手が100%悪く、また、それを認めてくれています。

事故った当時は、昨日買ったばかりというBMWの様子が気になったり、
私が気を利かせて部屋で作っていった日本人向けバーモントカレーが
後部座席にぶちまけられたりして(って言ってもドア周辺だけです)
あらあら、どうしましょう、保険きくかしらって感じだったんですが
私はなんだか顔が異常にズキズキするなということも気にしていました。
右手(左ハンドルなので助手席側)にいたクラスメイトの頭が
私の顔に激突していたのです。

すると数分後に私の顔が一気に腫れあがったらしく(私自信は全く見ていないですが)
これはやばい、救急車を呼ぼうということになりました。


アメリカで救急車っていうと、何万円も請求されるとか
貧乏人は乗れないとか、それはそれは恐ろしい乗り物ですよね。
でも、まぁ、保険はあるし、相手も非を認めているし、
何しろ私のカワイイ顔が台無しになっては日本人MBA界と会計士業界に大きな損失だし
同乗者の方の日本経済を支える貴重な脳にダメージがあっては大変なので
救急車に乗りました。

乗る前に「あなたは本当に救急車に乗りますか?」
みたいなことを言われて(おそらくマニュアル言葉なんでしょう。トーンが若干違った)
え、なにこれ、Yesって言っていいの?え?騙されない?
みたいな緊張感がありました。

救急車そのものが人生初体験なのでなんとも言えませんが
タブレット端末でいろいろ質問されて、最後に電子的なサインまでさせられて
けっこうやるじゃんと思いきや、同じ質問がERでもさせられました。
データの連携はないんだ・・・。

20120630.jpg


結局ERでは相当の時間を待つことに費やし、
結局、午後6時過ぎに病院についたところ
病院を出たのは深夜12時過ぎでした。

ちなみに、ER独特の担架で急病人・大けがした人が運ばれてくるっていうのには
遭遇しませんでした。血が苦手なんでそのほうが良かったんですけど。

結果は頬骨5か所の骨折とかヒビとかそんな感じ。
レントゲンそのものは見ていないので来週、整形外科に行って見せてもらうつもりです。
耳と目の検査もしましたが異常なし。
特に目はとてもしっかりやってくれて納得のクオリティでした。

今のイメージ。右頬がふくれていてほんのり青くなってきています。
これが今後どれだけ青くなるのか・・・
あと右目の白目も内出血してますね。グロいので書きませんけど。
20120630_2.png

ちなみに、同乗者の方、運転手、助手席は全くダメージなし。
私の右に座っていた方は私の顔がクッションになり、後頭部ぶつけたと言っても何もなしということで
私は自らエアバッグとなって未来の日本のブレインをお守りしたわけですね。
これはレバレッジを効かせなくては・・・
そのためには相当出世してもらわないとこっちが困るぞ・・・


先日、フランスに行ったときHEC在学中の魚尾獅さんから
渡仏してすぐに足の骨にヒビを入れてしまったお話を聞いていた身からすると
まぁおいしいネタになるのかな、と思い、そこまでショックは受けてません。
むしろ周りが心配しすぎてる感もあり、申し訳ない。

今日は昨日ぶちまけたカレーの残り(一晩経っておいしい!)を
日本人数人で食べましたが、
先輩からキャンベルスープ全制覇して報告してよとのお達しも頂いたので
固い後頭部を持ったクラスメイトをビリオネアにすべく鼓舞したり、
薬飲んで寝たり、日本から何送ってもらおうか検索したり、
案外やることいっぱいあるなぁと思っている次第です。




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