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教授は戦略に従う

Biddingで持ち点1000点中331点の高得点を賭けて取った授業をロストしています。
あ、ロストしたな(=あ、迷子になった、道に迷った)と気付いた瞬間は
恐らく3週間から1ヶ月くらい前。
それからはなんかぐだぐだすごしてしまっています。

ついでに言うと、右隣に座っているインド系女子も明らかにやる気がなくなっている。
私だけじゃないんだと少し安心しつつも、
左手の薬指にギラリと光る大粒のダイヤがついた婚約指輪を見ると
同じ「ロスト」という状況でもなんか負けた気分・・・。

私がロストしたのは
Rossが誇る超有名教授、Gautam AhujaのStrategyの授業、
(Advanced Competitive Analysis)です。
彼はBest faculty賞みたいのも何度も受賞し、
外部機関からも何かの賞にノミネートされていた気がします。

が、そんな素晴らしいはずの授業をなぜロストしたかと言うと
‐ 説明が細かすぎて前提条件を忘れる(私が)
‐ 教授の頭の回転が速すぎてついていけない
‐ 教授が早口すぎてついていけない
‐ 板書の文字が小さすぎて「ん~・・・」と目を細めているうちに話が進む

というわけで、だいたい私に責任がある感じです。
初回からちょっと厳しいかも、とは思っていたんだけどね。



さて、この教授の最後から2回目の授業が昨日行われました。
通常の戦略論の話が終わった後、
ビジネスと倫理観の話になったのですが、
Ahuja教授は途中で感極まって涙ぐんでしまっていました。

英語のできない私は、どのポイントがうるっとくるポイントだったのか
よくわからないまま、あ、あれれ・・・?という感じだったのですが
クラスの雰囲気も一瞬で変わりました。

恐らく、「世界トップレベルのビジネススクール」で
「科目としての人気もトップレベル」で
「トップレベルの生徒たち」を教えてきたという経歴が
彼の心に影を落とすことになったのだと思う。

さすがに名指しまではしなかったけれど、
きっと彼の教えてきた生徒の中に、
MBA後のキャリアで、利益第一主義を貫いて
何かやらかしてしまった人がいたのではないかな。

学生のみならず、世間からの期待も厚く、
毎年毎年「戦略論」を教えることに縛られてしまったAhuja教授。
「利益第一主義」を教え続けなければいけないジレンマに
もしかしたら時々苦しんでいるのかもしれない。

あれもこれも

Fall Bの科目を選ぶ1週間です。
ところが、嬉しいことに取りたい科目が多すぎて
全く身が持たない日々です。
しかも登録科目数の上限も超えている・・・。ひとつ減らさなきゃ。

今のところ仮で履修登録している授業
・Legal aspects of Entrepreneurship
→法律または倫理は必修なのでこれは確定

・Financial Statement Analysis
→補欠から繰り上げてもらったのと一応、奨学金要件にあるのでこれも確定

Family Business

Service Innovative Management

Negotiation

→Biddingで高得点賭けたのでこれも確定させるつもり

興味を持っている授業
・Base of the Pyramid

・Introduction to Micro Finance


→こんな授業なんかは前提知識も全くないので
日本語の本を数冊読んだ方が頭に入るんじゃないかという思いもあり。
例えば前期のWorld Economyという必修授業では
IMFや通貨危機の話が全然わからなかったので
Wikipedia先生のお世話になって乗り越えたという過去もあります。

他にもキャリアのことをじっくり考えたり、
ボランティアをしたり、
ゴルフしたり、もっとたくさんやりたいことがあるのにーーー。
宿題も予習もグループワークもいつも50~70%だし。
(完璧にして授業に出たことってほとんどない気がする・・・。)

そして明日はハロウィン。
まだコスチューム買ってない!
一応、日本からドンキで買ったコスチュームを持ってきたものの、
先週のNY旅行中にすごいのをたくさん見て刺激受けたので
そんなんじゃ足りん!と1人で無駄に力が入ってます。


正直、Electiveになってからが楽しすぎて
Coreに費やした時間をElectiveに充てたかったです。

それをやらせてくれるのがChicago GSBと聞いたことがあるので
自分の興味・関心にひたすら熱意を注ぎ込みたい人は
ぜひChicagoを狙ってみてはどうでしょうか?

※ Michiganの教授陣は
Chicagoは冷たすぎる、個人主義すぎるとよく批判していますw
本当のところはどうかわかりませんが・・・。


ケーススタディいろいろ

MBAと言えばケーススタディ。

MicrosoftやApple,Walt Disney Companyなどの有名米国企業、
Samsungなどのアジアの新興企業、
こういうところは「MBAらしいなー。きっと扱うだろうなー。」と想像がつくと思うのですが
全く関心のない、予想のつかない業界や企業も扱います。

例えば

-米国の葬儀フランチャイズチェーン
地元の葬儀屋を買収しまくる。ただし看板はつけかえない。
例えばミシガン葬儀場をA社が買収してもミシガン葬儀場の名前はそのまま生かす。
値段はフランチャイズ価格に吊り上げる。

-カナダの合板製造企業
カナダのマーケットサイズとアメリカとの近接性が云々の話。
キッチンの天板につかうやつ。

-米国の病院と製薬業界と保険業者の間に入る仲介業者
(日本には存在しないシステム)
ジェネリック医薬品を紹介したりして保険料が云々の話。
(よくわからない・・・)

などなど・・・。

今日からFall B(秋後期)が始まります。
あと1時間後に始まる
Family Businessのケースを予習でざっくり読んだのですが
いやぁこれまたドロドロ。ケースというか小説読んでいる感じでしたね。

女子大卒、恵まれた過程に育った普通の主婦が
子どもの頃からイメージしていた
お金持ち向けショッピングサービスを37才にして起業。

投資銀行員の旦那さんは本業の傍ら、アドバイザーに。

母親に憧れる娘は
両親の期待に応えようと、デートもせずキャリアウーマンへの道を進む・・・。
やがてビジネススクールに行き、卒業後は家業を手伝うように。

会社はどんどん大きくなる一方で、
社長(母)の色恋沙汰、アドバイザー(父)の定年と離婚、
母と娘の微妙な関係。

さぁ、このケースが授業でどういう議論がされるのか。
楽しみです。

気になった方はこちらをポチっとどうぞ。
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授業はルー語です

ブログをカテゴライズしてみたら、Electiveの内容全然書いてないので
たまにはお勉強ネタを。

アメリカのMBAに来てるんで、
当然授業は全部英語なんですが、
私はやっぱりネイティブにはなれてません。

予習ノート
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授業中ノート
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こんな風に日本語、英語ごちゃまぜ,
ルー語風味になってます。

というか、日本語でノートとれるレベルになってやっと
あ~、自分の中に落ちてきた、と思える感じです。

昨日、ちょっとしたインタビューをしたんですが(私が質問する側)
質問、回答、そこまではいいんだけど
そこから発展していくとあらあらあら・・・という風に
会話に置いて行かれてしまうことがしょっちゅう。

だから、英語を聞き取って理解して、
話を日本語で組み立てなおせた、というのは
ある意味私の中で進歩だったりします。

英語→日本語→英語にしてるから、
日本人は英語ができないんだと言う人もいるけど、
英語→英語って相当ハードル高いから。普通無理でしょう・・・。

勉強する、理解する、という意味では英語を英語のままで進めるのは
まだ私にはExtremely大変です。
英語を英語のままで議論して、日本語レベルで受け答えできる人って
どれくらいいるんでしょうね。

参考記事
英語だとなぜ会話が赤ちゃんレベルになるのか

日常会話とか、会計の授業はだいたいいけるんだけどね。。。
あ、会計も『少数株主持分』とかささっと出てこないからまだ未熟か。


Leading Non Profit Organization

秋前期(Fall A)で一番の当たり授業がこれでした。

20人程度のクラスにゲストスピーカーが来て
ここまで至るまでのキャリアのお話、今のNPOの概要のお話をしてくださり、
今直面している問題や、今後拡大するために何をしたらいいか
学生諸君、15分で考えてくれっ!
という授業。

今までに来てくださったのは
-ヘルスケア系(病院マネジメント)
-教育系(小学校、マネジメント層、大学、職業訓練校)
という感じです。

日本ではボランティアとかNPOとかいうと
正義感の強いおばちゃんが手弁当で汗水たらして頑張ってるイメージかもしれませんが
今までお話ししてくださった方々は1人を除いて
誰もが知っている有名企業のCEOや本の出版等を経て
なぜか非営利に目覚めちゃった方たちばかりでした。

たぶん、それくらいのマネジメント能力がないと
地域や社会にインパクトを残せるNPOって育たないんだろうなぁ。

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↑もらったサイン本。それぞれの名前まで入れてくれました。


授業スタイルに関して。

学生が改善案やアイデアを出すと、
ゲストスピーカーも素直に
「それいいねぇ」とか「それはうまくいかない」と言ってくれます。
敬語がない言語、っていうのがここではプラスに働いていると感じます。
きっと日本で同じ授業をやったら
「恐縮ですが…」「…というのも一案かと思われますがいかがでしょうか」
みたいになって間延びしてしまうはず。


私個人は初回のグループワークは完璧に無言で終わりました。
一応、その日のうちに教授に
「英語もわかんないし、みんなネイティブで早口だし、どうしよう」
という相談はしてみたものの、
大丈夫大丈夫と励まされて終わり。

まぁ、結果として「な、なんとか、だ、大丈夫…」レベルになりつつあるのですが
チーム内で1回は発言しようと心掛けてます。

最近は冷静に議論を聞いていると
私その考え予習の段階で思いついて浅いからって却下してたじゃん、
みたいのがあるので
もっとガンガン発言して大丈夫そうだなと思ってます。

明日が最後の授業なんですけどね・・・。



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